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火災保険、よくある勘違い

 2017/04/13 火災保険とは
この記事は約 4 分で読めます。 811 Views

火事で家が焼けてしまったとき

柱が一本でも残っていたら全焼にならないので保険金が支払われない

そんな風に思っていませんか?

火事で家がほとんど焼けてしまった場合には、保険金額を上限として修理や再建築、再取得に必要な実際の損害額が保険金として支払われるため、柱が1本残っていたとしても住めない状態なら全焼扱いになります。

「保険の対象である建物の焼失・流失または損壊した部分の床面積が、保険の対象である建物の延べ床面積の80%以上である損害」

「建物の損害額が再取得価格(保険金額)の80%以上になった場合」

の事を全焼と定義しています。

保険金が全額支払われるケース

実際に保険金が全額支払われるのは

  1. 全焼した場合
  2. 修理・再築、再取得のための金額が保険金額を上回った場合
  3. 延床面積の80%以上が焼失または流失したばあい
  4. 損害額が再取得額(保険金額)の80%以上になった場合

には保険金額が全額支払われます。

なお損害保険金が1回の事故で保険金額の80%を超えた場合には保険契約が終了するのが一般的です。80%を超えない限り、保険金の支払いが何回あっても、保険金額が減額されたり保険料を追徴されることはなく、保険契約は満了日まで続きます。

保険金で全てはカバーできない

建物や家財に損害が発生した場合には故意あるいは重大な過失、戦争・内乱などの事変や暴動によるもの以外は保険金が支払われます。

けれど保険金の支払いには条件があったり、自己負担額が設定されている場合もあります。

「水災」で保険金が支払われるのは

「再調達価額の30%以上の損害が発生した場合」

「床上浸水もしくは地盤面より45㎝を超える浸水による場合」

に限定されている場合がほとんどです。

「風災・ひょう災・雪災」による損害では

損害額が20万円以上の場合にのみ保険金が支払われる条件があったり

自己負担額が設定されていることもあるため、保険金は実際に修復に必要な金額から自己負担額を差し引いて支払われます。

「破損・汚損」に関しては

建物・家財それぞれに自己負担額が設定されていたり、家財が保険対象の場合には1個または1組ごとに30万円の上限が決められていたりします。

自己負担額はあらかじめ決められている保険や、任意で選択する保険など商品により異なります。

どのような損害に対して保険金が支払われ、どのような損害にいくらぐらいの自己負担額が設定されているのかを理解したうえで必要な補償を検討すべきです。

賃貸住まいの火災保険

アパートなどを借りるときに契約をする火災保険の対象は、あくまでも家財のみです。

賃貸住宅を借りている人が賃貸住宅を焼失させてしまっても、借りている人に故意や重大な過失がない限り、賠償義務は発生しないためです。

ただし、賃貸住宅を借りたときには、大家さんに対し賃貸住宅をしっかり管理しなければならない義務(義管注意義務)や賃貸借契約に基づいて賃貸住宅を現状に回復して返還しなければならない義務(現状回復義務)があるので、最終的には損害を賠償しなければなりません。

大家さんが建物に火災保険をかけていれば保険金が支払われることになるのですが、この場合でも借りている人に重大な過失があった時には保険金を支払った保険会社から賠償請求される場合もあります。

そこで賃貸住宅を借りているときの賠償責任を補償する「借家人賠償責任補償」を家財の火災保険にセットすることが一般的です。

「借家人賠償責任補償」は大家さんに対する補償ですから、洗濯機のホースが外れて階下に水漏れの被害をもたらしてしまった時のような場合に備えて「個人賠償責任補償」も検討したほうがいいでしょう。

「水災」「風災」を補償から外す

大雨や集中豪雨による浸水や水害、土砂崩れなどは「水災」で補償することになります。

「水災」は保険料に占める割合が大きいため、浸水リスクの低い高台やマンションの高層階では補償の対象外とすることで大幅に保険料を節約することができます。

 

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