1. TOP
  2. 保険金代行詐欺
  3. 保険金申請代行詐欺にご注意!

保険金申請代行詐欺にご注意!

 2018/01/27 保険金代行詐欺
この記事は約 7 分で読めます。 6,138 Views

住宅修理(リフォーム)に関し、「保険金が使える」と言って勧誘する業者とのトラブルが増加しています。

具体的にどんな事例があるのかをご説明します。

「自宅に訪問してきた事業者から『台風で破損した屋根を保険金の範囲内で修理しないか。契約している損害保険会社への申請は当社が代行する』と勧誘された。信用できるか」などという相談が全国の消費生活センターや国民生活センターに多く寄せられている。

多くの事業者は「保険金の範囲内で修理するから自己負担はない」など、「無料」を強調して訪問販売等で消費者を勧誘し、「保険金の請求を代行する」というサービスと住宅修理サービスまで一連の契約を結ばせようとしている(以下、このようなサービスを行う事業者を「申請代行業者」とする)。

 中には、「契約時に契約書面に署名したが、控えをもらえなかった」「解約すると言ったら、保険金の50%を請求された」「代金として保険金全額を前払いしたのに着工してくれない」などのトラブルも生じており、悪質な例では事業者から「損傷は経年劣化によるものだが、保険会社や共済には自然災害が原因という理由で申請するよう」勧められたと思われるケースもある。

引用先:国民生活センター

具体的な詐欺事例

【事例1】なじみの担当者を信用して修理内容も金額も分からないまま契約したが、解約料として保険金の50%を請求された

「火災保険を利用すると、リフォームを無料で行うことができる」いって見積を出し、実際に保険金が支払われることがなくても解約すると見積金額の50%を請求される。

火災保険では火事の被害以外に風による被害、雪による被害を補償することができますが、何年何月何日の自然災害による被害と証明できなければ保険金は支払われません。

払われるかどうかも分からない保険金をあてにしてリフォーム工事を契約するのは契約詐欺です。

【事例2】保険金で修理できると勧誘され契約したが、契約書面を渡されず、クーリング・オフにも応じない

これも同様で、実際に保険金が支払われるかどうかは専門家が調査し、見積もりを出して、さらに保険会社の第三者機関により認定されなければ保険金はおりません。

ちゃんと契約書にその旨が記載されているかを確認する必要があります。

【事例3】受け取った保険金が見積額より少なく、解約するといったら見積調査料を請求された

リフォームを前提として契約をした場合には、リフォーム業者は何とかして高額の保険金を受けるために、実際には認められないような被害でも見積に掲載する場合があります。

そのような場合には見積金額と支払われる保険金には開きがあります。リフォーム費用を高額に出しているため、そのまま通ればリフォーム業者には大きな利益となります。

保険金が少ないと契約を解約した場合には、現地に調査する費用は業者の持ち出しになるため、見積費用を請求されることがあります。ただし、契約書に見積費用の掲載がない場合には見積調査料の支払い義務はありません。

【事例4】代金として保険金全額を支払ったが、いつまでたっても着工されない

リフォームをはじめからする気のない詐欺集団かもしれません。契約書を確認し、早急に内容証明を送りましょう。弁護士等に依頼をすると費用が高額になるため、泣き寝入りをすることを前提にしていることもあるので、生活センターなどにも相談をしてみましょう。

【事例5】うその理由で保険金を請求することになると思い、勧誘を断ったら嫌がらせをされた

うその理由で保険金を請求する、もしくは故意に壊して保険金を請求するというケースもあるそうです。この場合にはオーナーであるあなたも保険金詐欺に加担したとして訴えられてもおかしくありません。

そもそも自然災害による被害なのか、故意による被害なのかは専門家が見れば一目瞭然です。

「損害保険協会認定の正式な手続き」を謳って地震被害の無料診断を行う業者

地震保険に加入されている方を対象に、「損害保険協会認定の正式な手続き」によって住宅の地震被害の無料診断から見舞金の請求を手伝うとする業者の情報が寄せられています。

損害保険協会にはこうした認定制度はありません。

 

損害保険に関するご相談先:一般社団法人 日本損害保険協会 そんぽADRセンター

電話(通話料無料):0570-022808

 

保険金を受け取っても修理をする必要はありません

自動車保険でもそうなのですが、保険金は被害に対して支払われるものなので、

保険金を受け取ったからといって修理をする必要はありません。

リフォーム業者の中には

高額な見積もりを出しておいて、実際には半額以下の安い工事をすることで大きな利益を出す業者がいます。

リフォームをしてもらえないと彼らは見積もりの際に出した人件費、見積書を作成する費用など無駄な費用となってしまうわけです。

そこでリフォームを解約すると違約金をとられる場合があります。契約書にはその内容がしっかり書かれているので確認が必要です。

保険金申請の代行をする事自体は違法ではありませんが、申請内容をよく確認をせずに保険会社に保険金を請求した場合には、あなたが詐欺に加担していることにもなりかねません。

 

実際にはかなり得をする場合もあります

リフォーム詐欺ばかり取り上げられていますが、実際にはオーナー様の得になる場合もあります。

風による被害なのか、雪による被害なのか、自然災害による被害は火災保険で補償されますが、いつの自然災害によって被害を受けたのか証明するには個人ではなかなか難しいところがあります。

火災保険会社は自然災害による被害が予想できても、保険金を請求されない場合には支払いの義務はありません。

保険の代理店の人に相談をしても、取引先の保険会社に遠慮して細かいところまで損害の見積もりを出さない場合もあります。

第三者機関の調査が実際の保険支払いの場合に行われることもありますが、追加で補償を増やすことはしません。

あくまでも申請のあった個所が本当に自然災害によるものなのかの判断をするだけです。

つまり、申請のノウハウを持っていないと申請漏れがある場合があるのです。

実際に個人で申請した場合には20万円に満たないため補償対象外になって保険金が支払われない場合も多数ありますが、専門の業者が見積もりをすることで、倍以上の見積もりが保険会社から認められて保険金が支払われるケースもたくさんあるのです。

実際に支払われた保険金額

なんども繰り返しますが、保険金がおりたからといってもリフォームをする必要は全くありません。

保険金は自然災害による被害に対して支払われるものです。

ただし、この申請が実は結構面倒です。

  • いつの自然災害によるものなのか?
  • 本当に自然災害によるものなのか?
  • 現場の証拠写真
  • 災害内容の記述

など、素人にはちょっとハードルが高いのです。

雪が降る地方ではあまりに被害額が多くなるので、保険代理店も申請を躊躇することもあります。

実際に保険代理店が出した被害額と、専門の業者が出した被害額では2倍近くの差になることもよくあります。

リフォーム業者ではないので保険金を使ってリフォームをする必要もありませんし、支払われた保険金は自分で使うことができます。

ただし、現地調査料や資料作成費用として保険金が支払われた分から支払う事になります。

例えばこの写真のように雪によりトイが歪んでいる場合。

実際には修理の必要はほとんどありません。

しかし、被害額としては屋根に登る足場代、人工代、などが見積もられます。

この金額は数十万になります。

リフォーム会社だと70万程度の見積額を提示しますが、実際には数万円で工事ができるわけです。

だったらリフォーム工事などしないで保険金だけを受け取った方がいいですよね。

\ SNSでシェアしよう! /

火災保険見舞金の注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

火災保険見舞金の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

火災保険アドバイザー

この人が書いた記事  記事一覧

  • 保険金申請代行詐欺にご注意!

  • 火災保険が支払われない

  • 地震保険とは

  • 火災保険、よくある勘違い

関連記事

  • 火災保険とは

  • 費用保険金

  • 火災だけじゃない!火災保険の補償対象

  • 火災保険が支払われない